普段飲まれているスムージーは、一年中を通して冷えたコールドスムージーがほとんどです。寒い季節になった時はコールドスムージーからホットスムージーへ切り替える事をオススメします。寒い時期にコールドスムージーを飲む事は体を冷やす原因になります。カラダが冷えると言うのは、内臓を冷やし胃腸の働きを低下させます。又、体温が下がり代謝が悪くなる為、燃焼率が低下し、太りやすくなります。内臓温度が1度下がると基礎代謝が10%以上下がると言います。更に、内臓を冷えから守ろうとする為、内臓脂肪が増えていきます。体脂肪が増えると肥満を招き、生活習慣病を引き起こす原因にもなります。スムージーをダイエットや、健康維持として取り入れているはずが寒い時期に冷たいスムージーを飲む事で体にとってデメリットへと繋がってしまう結果となります。
目次
ホットスムージーの効果
熱を加える事で酵素はしんでしまいます。しかし、他の部分で効果があっぷし補えます。ホットスムージーにすると、内臓を冷やさない以外にも抗酸化力がアップします。抗酸化力がアップすると、肌あれ防止や冬の乾燥から肌を守りアンチエイジング効果も期待できます。他にも美腸効果により便秘解消へつながります。代謝がよくなり、ダイエット効果が期待できます。
ホットスムージーに効果的な食材
夏場が旬の物や南国の食材は、カラダの熱を冷ます効果があるので、温かい時期に飲むコールドスムージーに適しています。一方、寒い時期に取り入れたいカラダを温める効果がある食材には、生姜、黒砂糖、ナッツ、シナモン、りんごなどがあります。又、熱を加える事で素材の栄養価が高くなるメリットを持つものが有ります。効果と併せてご紹介します。
人参のβカロテン
人参などの含まれるβカロテンは、生の時の含有量が6900mgに対し加熱する事で7500mgへとアップします。抗酸化作用をもつβカロテンは、肌の老化防止につながる他、皮膚や粘膜の保護に必要な栄養素です。寒い時期の肌トラブルのかさつき、肌あれ予防として最適です。
りんごのペクチン
スムージに使われる事も多いりんごは、カラダを温める作用があります。温める事で更に効果がアップします。又、りんごに含まれるペクチンは、加熱する事で腸の働きをを整えます。消化吸収率が上がり便秘解消につながります。
ヨーグルトの善玉菌とカルシウム
ヨーグルトは冷たい状態で食べるのが一般的な食べ方ですが、ホットヨーグルトにする事で消化吸収機能が高まります。消化吸収機能が高まると、ヨーグルトに含まれる乳酸菌を効率良く吸収し善玉菌を活性化させます。善玉菌が増える事で便秘解消に繋がります。町内環境が整うと美肌効果も期待できます。他にも、カルシウムの吸収率もアップします。カルシウムの吸収が良くなると、骨の強化、イライラ解消に役立ちます。更にカルシウムは副甲状腺ホルモンの分泌を抑え、脂肪の蓄積を防ぎます。肥満予防効果が期待できます。
ホットスムージーレシピ
ホットスムージーにする事で栄養価が高くなる食材を取り入れたレシピをご紹介します。
りんごと人参のホットスムージー
材料 りんご1個、人参5cmくらい、お湯200ml
お湯を沸かします。りんごは芯をとります。りんご、人参を小さめに切ります。全ての材料をミキサーに入れ攪拌します。
ほうれん草、バナナ、ヨーグルトのホットスムージー
材料2人分 冷凍ホウレン草100g、バナナ100g、ヨーグルト140g、レモン果汁小さじ1
ホウレン草、バナナを耐熱器に入れラップをし600Wレンジで約1分半加熱します。目安としては、ホウレン草が解凍され熱くなる程度です。ミキサーにヨーグルトと一緒に入れ攪拌します。仕上げにレモン汁を加え2秒ほど攪拌して完成です。