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スムージーを疲労回復に使う
自分で野菜や果物など素材を選んで作るスムージーは、今自分に足りない栄養や悩んでいる症状に直接効くような成分を取ることができます。それは便秘や下痢などの腸内環境の改善だったリ、単純に野菜不足である場合にも非常に効果的です。この記事では疲労回復に適した野菜や果物をスムージーに入れることによる効果についてご紹介いたします。
必要な栄養を知る
慢性的な疲れや疲れが取れにくいといった場合には、体の中にある成分が足りていないために起こっている可能性があります。ストレスや原因のわからない倦怠感、貧血を改善するために必要である成分で、ビタミンB5のパンテトン酸というものであります。これは小松菜やアボガドに含まれている栄養で、スムージーにも合わせやすい素材だと思います。
そしてこちらはご存知の方も多いかもしれませんが、レモンやグレープフルーツに多く含まれているクエン酸も、細胞を回復させるために必要な成分と言われています。梨やパイナップルなどにも含まれていますが、スムージーに使うのであればレモン汁が実用的ではないでしょうか。レモンは酸化防止にも役立つため、もし翌日の朝に飲むためにスムージーを作り置きしておく場合にも、混ぜておくと栄養と風味を保つことができますのでおすすめです。
もう一つ疲労回復に必要な成分としてミネラルが挙げられますが、ミネラルはスムージーで取ることが難しい成分です。主に牛乳や豆乳などに含まれていますが、これらはスムージーに使用する人と使わない人と別れてしまうため実用的ではありません。ミネラルは水分補給を十分に行うことで補えるため、スムージーで補給することを考える必要はありません。
オリジナルのレシピを作る
疲労回復に必要な成分を知ることが出来たら、次は自分で野菜や果物など入れる素材を選びましょう。ただし必要な成分だけを求めて作ると非常に飲みにくい味のスムージーが出来上がってしまう場合があります。自分の飲みやすい材料をベースに少しずつ足していくといった形の方が失敗しにくいです。疲労回復に役立つスムージーのレシピは料理サイトにも大量に載っているため一度覗いて気になったものを作ってみるとよいでしょう。それが美味しく飲めると思えば続けるのも良いですし、それを元に更に素材を追加して作ってオリジナルのスムージーを楽しむのもレシピの良い使い方です。
疲労回復スムージーの注意点
このような疲労回復に特化したスムージーを作って飲むことは良い方法なのですが、スムージーだけに頼りすぎないように気を付けてください。栄養や水分をしっかり摂取できて尚且つ疲れも取れるからと言って、余分に負担を掛けてよいわけではありません。ダイエットと少し似ており、カロリーを抑えたり運動して汗をかいたからといってその分好きなものを食べてしまっては意味がないのです。一番疲れを取れる方法はよく休みよく寝るということですので、スムージーで疲労回復を試みるというのは、何故か取れない疲れや、原因はわからないけれどなんとなく疲れているといった場合に効くものです。激しい運動をしたり仕事が忙しかったといった身体的な疲れに完璧に効くわけではありませんので、あくまで手助け程度に考えた方が良いでしょう。