栄養の宝庫・パセリのスムージーのレシピ

パセリに含まれる栄養には、野菜の中で一番多いとされるものもあります。味にくせがあって生ではたくさん食べるのは難しいパセリですが、果物と一緒にスムージーにして飲みやすくしましょう。

パセリを使ったスムージーのレシピ

・パセリ 1束
・バナナ 1本
・グレープフルーツ1/2個、レモン1/2個などかんきつ類
・牛乳(ヨーグルトでもいいです) 100cc

パセリは茎ごと使います。
果物は適当な大きさに切ります。グレープフルーツを使う場合は皮を取り除きましょう。レモンはできたら皮ごと使います。
全部の材料をミキサーにかけてできあがりです。

パセリに含まれる栄養と効果

セリ科の野菜・パセリは、日本では料理のつけあわせによく使われています。残してしまう人も多いですが、パセリには毒消し効果と消臭効果、消化促進効果があるので、残さず食べることをおすすめします。
パセリのこれの効果は、アピオールとピネンという精油成分からです。アピオールには生理不順を改善させる効果もあります。

パセリの鉄分・カルシウム・ビタミンKの量は、野菜の中で一番多いです。鉄分は貧血防止に、カルシウムは骨粗しょう症予防やイライラ防止の効果があります。ビタミンKは骨の形成を助ける働きもありますが、血管や軟骨にカルシウムがつきにくくする作用もあり、動脈硬化や関節炎の予防が期待できます。

野菜で一番の量ではありませんが、パセリにはビタミンA・ビタミンC・ビタミンEも豊富です。この3つのビタミンにはどれも抗酸化作用があり、老化や生活習慣病を予防できるといわれます。また、ビタミンCは鉄分を吸収しやすくするので、パセリの豊富な鉄分を逃さず吸収することができます。
他にもパセリには、食物繊維、マグネシウム、葉酸、βカロテンなどが様々な栄養素が多量に含まれており、いろいろな健康・美容効果があります。

パセリを食べすぎると

鉄分・カルシウム・ビタミンC・アピオールなど、健康のために摂りたい成分ばかりのパセリですが、摂り過ぎは良くありません。妊娠中にパセリを食べ過ぎた結果、流産したり、生まれた子どもの肝臓に問題が出たりする報告があります。妊娠していなくてもパセリの食べ過ぎは厳禁です。低血圧、腎障害、肝障害、めまい、幻覚、不整脈などの不具合が起きる危険が出てきます。

パセリは独特な風味のため、生で食べすぎるほど食べることは難しいです。しかし、健康のためにとスムージーにしたり、パセリ茶にしたりすると、一度にたくさんの量が摂れてしまいます。もっとも、食べ過ぎといわれる分量は、200g以上です。料理のつけあわせのパセリなら1房か2房なので1g~2.5gしかありません。パセリ1束でも20gくらいなので、200gのパセリを摂ろうとするとかなり頑張って食べる必要があります。よほどのことがない限り、パセリを食べ過ぎるようなことはないですが、気をつけておきましょう。

また、パセリにはシュウ酸も多く、食べ過ぎは結石を作る元です。カルシウムやクエン酸と一緒に食べることでシュウ酸の吸収が抑えられます。パセリのスムージーを作るときには、酸味の強い柑橘系の果物か牛乳のどちらかは必ず使う方がいいでしょう。

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