スムージーは、ダイエットや美容効果以外にも女性にとって嬉しい効果があります。それは、グリーンスムージーが生理痛を緩和させる効果があるという事です。スムージーには鎮痛剤の様な速効性はありませんが、生理痛緩和に効果的な食材を取り入れる事で、徐々に体質改善し症状を和らげていく手助けになります。
目次
生理痛緩和が期待できるスムージーレシピ
生理痛も極力、鎮痛剤に頼らずに過ごせる事が理想です。生理痛緩和に繋がる栄養素は、ビタミンE、マグネシウム、鉄分などが挙げられます。これらの栄養素を取り入れた、生理痛緩和に効果的なスムージレシピをご紹介します。
ぶどうと赤パプリカのスムージー
材料 ぶどう10粒、赤パプリカ1/4個、りんご1/4個、レモン汁小さじ1/2、はちみつ小さじ1、水50ml
パプリカはヘタとタネをとります。りんごは芯をとります。ぶどうは皮ごと使います。全ての材料をミキサーに入れて滑らかになるまで撹拌します。
ぶどうには貧血予防の鉄分が含まれています。鉄分は吸収されにくい栄養素ですが、パプリカに含まれるビタミンCが吸収を助けてくれます。また、赤パプリカには、血管を拡張し血液の流れをよくする働きがあり、生理痛の改善に繋がります。
バジルとぶどうのスムージー
材料 バジル10〜20枚 ぶどう10粒 バナナ1本 レモン1/4個 水150ml
ぶどうは皮も種もそのまま使います。バナナは皮をむき、一口大にカットします。レモンは小さめにカットします。全ての材料をミキサーに入れ、滑らかになるまで攪拌します。
バジルは、ビタミンE、C、マグネシウムが含まれています。通経作用もあり、月経不順の改善と鎮痛作用がある為、生理痛を和らげる働きがあります。
ツルムラサキとパイナップルのスムージー
材料 ツルムラサキ30g、パイナップル100g、夏みかん1/6個、アボガド1/6個、水150〜200ml
パイナップルは、可食部のみのグラム数になります。夏みかんは、柑橘系の果物を代用して構いません。
ツルムラサキは茎の部分を取り除き、葉の部分を適当な大きさに切ります。パイナップルは一口大に切ります。夏みかん、アボガドは皮を取り除きます。全ての材料をミキサーに入れて滑らかになるまで撹拌します。
ツルムラサキは、ビタミンC、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素がバランス良く含まれている野菜です。生理痛緩和に効果的なマグネシウムの量は、野菜の中でもトップ10にはいります。
プルーン、きな粉、豆乳のホットスムージー
材料 プルーン5粒、きな粉大さじ1杯、はちみつ大さじ1/2杯、豆乳150ml
プルーンをぬるま湯でサッと洗います。豆乳を温めます。全ての材料をミキサーに入れてしっかり攪拌します。
プルーンは葉酸、ビタミンB6など、血を造る栄養素がバランス良く含まれています。生理中の貧血予防や血行改善に効果的です。きな粉と豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをします。ホルモンバランスの乱れを緩やかにし、生理痛緩和効果が期待できます。
生理痛緩和に効果的な食材
生理痛緩和に効果的な栄養素と食材を知ると、レシピ以外のスムージーを作る時の組み合わせの目安になります。又、食生活の中で意識的に取り入れる事もできます。
ビタミンE
血管を拡張し血流をよくし、生理痛や生理不順の原因である冷え症改善に効果的です。
ビタミンEを多く含む食材は、ナッツ類、モロヘイヤ、バジル、パセリ、アボガド、マンゴー、キウイ等です。
カルシウムとマグネシウム
カルシウムは筋肉を収縮させる働きがあり、生理による子宮の収縮にも関連しています。この収縮を収縮しすぎないように調整する働きをするのがマグネシウムです。カルシウムとマグネシウムを一緒に摂ると生理痛が緩和されます。カルシウム2:マグネシウム1のバランスが理想的です。
カルシウムには、パセリ、モロヘイヤ、小松菜、レモン、ゆず、パパイヤ、キウイ等です。マグネシウムは、バジル、ツルムラサキ、アボガド、バナナ、ラズベリー等です。
鉄分
生理中は鉄分が不足しやすくなります。めまいや頭痛をの原因となる鉄欠乏性貧血の予防になります。
鉄分を含む野菜と果物は、パセリ、ホウレン草、バナナ、ぶどう、いちご、みかん等です。