彩りのある紫キャベツを使う
キャベツとは見た目だけでなく含まれている栄養も異なる紫キャベツは、色が非常に独特でありスムージーに入れるといつもと違う雰囲気を醸し出してくれる野菜です。他に選ぶ野菜を間違えると食欲が抑えられてしまうような色のスムージーが出来上がってしまうかもしれません。この記事では紫キャベツの栄養や、紫キャベツを使ったスムージーのレシピをご紹介いたします。
紫キャベツに含まれている栄養
紫キャベツは一年中置いてある通常のキャベツと異なり、毎日必ずスーパーに置いてある野菜ではありません。だからこそ見かけた時には食べていただきたいのですが、紫キャベツにはキャベツには無いポリフェノールが豊富に含まれています。それがあの紫の色付けになっている成分で、ブルーベリーと同じ色素構成であるため目の疲労を和らげる作用があります。これが通常のキャベツには無い部分でありますが、他の栄養についてはキャベツと似ており、ビタミンCやビタミンKが豊富に含まれています。
しかしキャベツは少々でんぷんが多い野菜でありますので、多く使ってしまうと消化が遅くなり腸内にガスが溜まる原因になります。ですのでキャベツのほかにもニンジンやダイコンなどは同じ理由でスムージーには合わないと言われています。しかし毎日飲むものでなく、一回に使う量が多すぎない場合にはほとんど体に問題はありません。この程度であれば好きな野菜を使って美味しく飲める方が重要かもしれません。どうしても心配でしたら、スムージーに使うのは避けるべき野菜です。
紫キャベツを使ったスムージーのレシピ
紫キャベツにベリー系を混ぜた、眼球疲労改善に特化したスムージーのレシピをご紹介いたします。
<材料>
デラウェア・・・1房
プルーン・・・50g
紫キャベツ・・・1~2枚
バナナ・・・1本
豆乳・・・100cc
これで1人分の分量ですので、人数や飲む量によって調整してください。プルーンが用意できない場合は冷凍のブルーベリーで代用もできます。デラウェアは茎から身を取って、どんどんミキサーに入れていきましょう。全ての材料を一口大にカットしてミキサーにかけてください。
<栄養について>
デラウェアのミネラルや鉄分とバナナのビタミンB2やB6、それに紫キャベツの豊富な食物繊維により腸内を綺麗にしながら目と体の疲れを癒してくれるスムージーが出来上がります。特にバナナのビタミン群はアンチエイジング効果や新陳代謝を上げる働きがあるため積極的に食べていただきたいです。
キャベツと紫キャベツの違い
キャベツと紫キャベツは色だけでなく、栄養のバランスも異なります。含まれている栄養の種類は同じでも、キャベツの方が葉酸・ビタミンKが多く含まれているという特徴があります。対する紫キャベツは食物繊維とビタミンCがキャベツよりも優勢です。しかし紫キャベツは通常のキャベツに比べたんぱく質も多めであるため、カロリーも少々高くなります。彩り程度に数枚食べるだけならば全く問題ない範囲ですので、自分が今足りないと思う栄養を沢山取れるように使い分けても良いと思います。
紫キャベツは加熱することでその色素が抜け落ち他の食材に色が写ってしまうため、特に汁気のある料理には向いていません。生で食べるのが一番と言われていますので、ぜひサラダやスムージーで紫キャベツを摂取してください。