スイカをスムージーで使う
スイカはほとんど水分でできているためスムージーには不向きと思われるかもしれませんが、実はそんなことは無くスムージーの材料としても問題なく使うことができます。スイカは水分ばかりで栄養がないという噂もありますが、本当は多くの成分が含まれており非常に体に良い効果がある果物です。この記事ではスイカを使ったスムージーのレシピとスイカの栄養についてご紹介いたします。
スイカに含まれている成分
ご存知の通りスイカには水分が多く、その含有量は9割以上と言われています。しかしスイカにはその他にも有効な成分が含まれており、代表的なものとしてカリウムやリコピン、シトルリンが挙げられます。特にリコピンはトマトに多く含まれていることでおなじみかもしれませんが、スイカの方がトマトよりも多く含まれています。シトルリンは利尿作用が強い成分ですので、スイカを食べるとトイレに行きたくなるというのはこの成分とスイカの水分が相まって起こることと考えられます。
しかしやはり水分が多いのは事実であるため、水分補給にはピッタリの果物ですが冷え性の方にはあまりおすすめできません。水分が多く含まれているということはその分体を中から冷やしてしまう事にもなるため、ダイエット目的で作るスムージーには適していません。しかしカロリーも低いため、ダイエット中であってもそれなりの量を食べることができる嬉しい果物です。ダイエットに水分補給は欠かせませんので一石二鳥になります。
スイカを使ったスムージーのレシピ
スイカを使った、暑い夏に涼をとるためのスムージーのレシピをご紹介いたします。
<材料>
スイカ・・・250~300g
バナナ・・・1本
はちみつ・・・大さじ1
牛乳・・・200cc
氷・・・10粒程度
これで3人分程度のスムージーが出来上がりますので、飲む量や人数で分量を調節してください。まずスイカの種を取り除く必要があります。種を取ったらバナナとともに一口大のサイズに切り、他の材料も投入してミキサーにかけます。全ての材料が滑らかに混ざったと思ったら完成です。作る際にバナナやスイカを凍らせておくとより冷たさを楽しむことが出来、暑い時期のありがたいドリンクになります。
<栄養について>
バナナにも多くのカリウムが含まれているため、水分の代謝によるむくみの改善も期待できる嬉しいスムージーになります。そしてバナナを入れることでスイカの水分が目立たなくなり滑らかな口当たりになります。スイカだけのスムージーを作ろうとすると、水分が多すぎてただのジュースになってしまいます。もしスイカのみでスムージーを作りたいというのならば、一度スイカを凍らせてからミキサーにかけてください。シェイクのような冷えたフローズンスムージーとして楽しめます。
現在は品種改良により多くのスイカがありますが、どれもスムージーとして使えるスイカですので品種を気にする必要はありません。ですが種を取り除いてからミキサーにかけるため、種なしのスイカの方が面倒な作業も無くすぐに作って飲むことができます。黄色いスイカを使っても色合いがまた別物になるため、アレンジ次第で見た目も楽しめるでしょう。是非スイカを使って自分なりのブレンドを試していただきたいです。